(ことばたんてい制作記のまとめよみはコチラからね)
三部作のさいごとなる『ことばたんてい きょうふのばらばらじけん』は、とっくに入稿をすませて、オフィスまけの作業は基本的に終了しています。
先週末にでた色校のチェックをおえたら、あとはすべて編集さんにおまかせです。
色校といっしょに表紙にまく帯もでてきたのですが〜〜

なんとまあ、まっくろです!!!
これはですね、仮の色なのです。
じっさいに印刷する色は、画像のきみどりの紙きれ(カラーチップ)で指定する「特色インク」をつかいます。
ようするに、その紙きれの「きみどり」で印刷するのです。
でもって、うすくてわかりくいかもしれませんが、その色の番号が「DIC171」になります。
それでは「DIC」とは?
こちらはシンプルにDIC(大日本インキ)という会社の名まえですね。
DICの171番のインクを指定しているわけです。
それでは、なぜ、そのインクを使用しないで「くろ」で印刷しているのか?
これもシンプルにコストの問題ですね。
通常はシアン(青系)、マゼンダ(赤系)、イエロー、ブラックの4色で印刷するので、黒ならよけいなコストがかからないわけです。
指定の「きみどり」にちかい色を上記の4色でだすこともできますが、それはそれで、またよけいにコストがかかってしまう(4色つかうより特色インク1色のほうがやすい)ので、多色印刷の必要がないところは、特色インクをつかうことがおおいのです。
ややこしいかな?
ま、なにはともあれ、これにて『ことばたんてい』シリーズのオフィスまけ制作作業は終了です。
あとは営業ですね。
そして、みなさんがかってくださると、シリーズ第4作へつながりまーす!!!
どうぞよろしく〜〜〜