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2011年06月20日

絵とテキストの位置関係をかんがえるのおまけ

さてさて、6回にわたって、絵本のなかの絵とテキストの位置関係について、平田昌広のすご〜く個人的なかんがえをあーだこーだとね......

さいごに、登場してもらった、すてきな絵本をAmazon.co.jpでもって紹介するよ。






つーか、『やまのディスコ』の画像がないじゃん。じゃんじゃん......

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2011年06月19日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜6

おはなし会での一人称「おっちゃん」の平田昌広よりも年上。1965年生まれのこの絵本の文字組みって......

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『ちいさい おうち』(バージニア・リー・バートン/訳・いしいももこ/岩波書店)より

写真がうまくないので、わかりずらいかな。フォトショップで修正したんだけど、「その時間で撮りなおせ」ってはなしだよね。ま、それはさておき、この絵本はテキストのブロックが任意のカタチをつくってるんだよね。

「原書はちがったけど、翻訳のさいに細工しちゃった」なんてことは、もちろんあるはずがなく。テキストのかたまりも、デザインの一部として、さいしょっから想定ずみなんだろうね。

こういうデザインは、日本の絵本でも、ないってこはないけど...... なにか根本的なちがいがある気がするんだよね。

ところで、小説家やライターなど、長文を書くひとは、文章の段落がえなどをのぞいて、強制的に改行をもとめることは、基本的にないとおもう。絵本のテキストを書くひとは、それぞれのやりかたがあるだろうけど、平田昌広のばあい、つねに強制的に改行しているよ。それは、テキストをブロックとして認識したいからで、たとえば、「できるだけ正方形にしたい」みたいなことをイメージにあわせてかんがえている。

とはいえ、『ちいさいおうち』みたいに、絵とかんぺきなセットでは、かんがえようがないわけで。あらかじめ、平田景と打ちあわせするにしても、かんたんにマネできるようなことじゃないわけで......

そんなこんなで、絵とテキストの位置関係について、いろいろかんがえてきたけど、けっきょくは、じぶんたちにあったやりかたで絵本をつくるのがいちばんで、これからも平田昌広と平田景はふたりセットで、試行錯誤しながら絵本をつくっていくよ。みなさま、どうぞよろしく〜〜〜

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2011年06月18日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜5

飯野和好さん、スズキコージさんと、あつーい絵とテキストの位置関係のあとは、いい意味でもっともっと「ふつう」の絵本のことを書こうとおもうんだけど、そのまえに、もうひとり、あつーいあつい田島征三さん『とべバッタ』のばあい、なんとまあ、背景がほとんど白なんだよね。田島征三さんのパワー全開の絵だから、白バックでも、ものたりないかんじはまったくなし。そして、背景が白なら、テキストをのせるのに制約がないから、絵とのバランスだけをかんがえればいいわけだ。

ところで、平田景も背景を白にすることがおおかったんだけど、バックが白で絵をいかすってことは、かんたんじゃないよ。既刊の絵本でそのことがイタイほどわかった平田景は、さいきんは背景もしっかり塗ったうえで、うまいことテキストのスペースをあけられるように構図をくふうしてる。

そんなぐあいに、「うまいことテキストスペースをとってるなあ」って、絵本作家もいるんだな。たとえば......

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『ぼくんちカレーライス』(つちだのぶこ/佼成出版社)より

「たまたま、そこに <かべがあった> から、テキストをいれましたよ!」ってなかんじだよね。もちろん、たまたまじゃなくて、さいしょっから、つちだのぶこさんは計算してるんだろうけど。なにはともあれ、いい意味でふつうの絵本で、こころがなごむよ。

というわけで、絵のなかに「たまたまスペースがあった」みたいな絵本は、いい意味でふつうで、なにより「ふつうがいちばん!」っておもってる、平田昌広と平田景がめざす方向ではあるけど、絵とテキストの位置関係に、さらなる一体感をもとめると、どうなっていくか。海外の絵本は、ずっとずっとむかしから、絵とテキストは一体感をもってたんだよね。つぎは最終回のその6だよ〜〜〜

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2011年06月16日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜4

ところで、すごい作家、絵描きさんのことをたんたんと書けるのは、平田昌広が文章書きだからだろうね。いや、文章書きのすごい作家のことでも、こわいものしらずで、ふつうに書いちゃえそうだけど、それはまたいつかってことで、前回のつづきで、じゃじゃ〜ん!

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『やまのディスコ』(スズキコージ/架空社)より

あまりの熱さに、ことばがでないよ。この写真は左右をかなりトリミングしてるんだけど、この絵本の判型は、すごーい横長。その見開きの下を一直線に白できって、一直線にテキストをいれてるスズキコージさん。しかも本人の描き文字。熱いっ!

ほかのページも、だいたんなテキストのいれかたで、「絵のためのテキスト」って、かんじるひとがいるかもしれないけど、ぜんたいをとおしてみると、やっぱり絵と文が対等な絵本なんだよね。

そんなスズキコージさんの公認ホームページって、どこまで本人がかかわってるのか、びみょーではあるけど、それはさておき、つぎは、いい意味でもっともっと「ふつう」の絵本における絵とテキストの位置関係を......その5へつづく〜〜〜

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2011年06月14日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜3

ここまで、絵とテキストを右・左で、いさぎよくわけちゃうって、はなしをしてきたけど、おおくの絵本は、絵のなかのどこかに、うまくテキストを配置してるよね。

とはいえ、色が濃いところにテキストを配置したら、とうぜん見にくくなる。そのばあい、テキストを白ふちでくくるとか、印刷行程で絵の濃度を50%ぐらいにしちゃうとか、小技をきかせることになる。濃すぎる色なら、いっそテキストを白にしちゃったり...... ま、できるだけ、そういうのはさけたいよね。

「そういうことなら、割りきっていきましょう!」って、いったかどうかはしらないけど......

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『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(作・あさのますみ/絵・飯野和好/学研教育出版)より

飯野和好さんのいさぎよさは、絵の「熱さ」とあいまって、なんかいいかんじ。テキストがはいるところは、いさぎよく真っ白! どうように「熱い画風」で、飯野和好さんとはちがう方法をとったら...... その4へつづく〜〜〜

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2011年06月11日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜2

右ページと左ページで絵とテキストをわけるって、きのうの話のつづきね。あまりに有名な絵本なので、くわしくは書かないけど、『100万回生きたねこ』(「Amazon.co.jp」より)もそのパターン。この絵本で効果的なのは、テキストにちりばめられた漢字。絵本のテキストは、ひらがなが基本だけど、ルビつきの漢字がぜんたいをひきしめてるんだよね。

ま、これは平田昌広の個人的な感覚で、佐野洋子さんがいってたわけでも、だれかのうけ売りでもないから、てきとーにながしてもらって、きょうはこれ......

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『ブルンミとアンニパンニ』(マレーク・ベロニカ/訳・羽仁協子/風濤社)より

右ページに絵。左ページにテキスト。これは『100万回生きたねこ』とおんなじだけどさ。この絵本は、テキスト側にすてきな地色がしいてあるんだ。そして、絵の地色は白。これがまたきいてる! そのうえ、しかもだよ。テキストの地色がページごとにちがうんだ。これはもう、じっさいに見てもらわないことには、どうにもはじまらないので、きょうはここまで。その3では、右・左パターン以外をかんがえてみるよ。

ちなみに、ベロニカさんのホームページは日本語版もあってばんざ〜い!

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2011年06月10日

絵とテキストの位置関係をかんがえる〜1

さてさて、絵本のなかの字のカタチなんて、カテゴリまでつくってさ。平田昌広が個人的にかんがえてることをあーだこーだと...... 書きたいことは、けっこうあるんだけど、前回から2か月もたっていたよ。

というわけで、2か月ぶりにちょこっとね。

ずいぶんまえに、絵本の絵とテキストの関係を書いたけど、読んでもらったほうがはやいから、その記事にリンクして。で、絵とテキストは基本的に対等なわけだから、絵本をみていて、その対等な関係がわかるように、作家や編集者、デザイナーは位置関係、レイアウトをかんがえるんだな。

まずは手まえみそでしつれい。『とうちゃんはかんばんや』だよ。

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本をひらけば、右と左にページがあるわけだから、どっちかが絵で、どっちかがテキストってすれば、いちばんかんたんな対等な関係ができるでしょ。このばあい、縦書きのテキストは右ページに、横書きは左にってパターンがおおいんだけど、作家はほかにもこだわりをみせる。

『とうちゃんはかんばんや』のテキストは、すべて野村たかあきさんの手描き。その効果で、たんじゅんに右と左にわけただけじゃなくて、とっても気持ちいい絵とテキストの一体感がでてるんだ。ほかにもすてきな一体感は...... その2へつづく〜〜〜

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2011年04月10日

しずかでやさしい絵に明朝体

おとといのきのうのつづき。本棚から『そらいろのたね』をもってきた。いいね〜。よごれたおとなのこころをきれいにしてくれるよ。え? よごれてるのは、平田昌広だけ? あはは......

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『そらいろのたね』(なかがわりえこ・おおむらゆりこ/福音館書店)より

しずかで、やさしくて、あったかい絵に、ちょっと小さめの明朝体があうよね。それにさ、「絵にあう」っていうのが重要なのはもちろんだけど、声にだして「読む」ときも、明朝体とゴシック体で、かんじかたがちがうよね。

そうなんだ。絵本には、読み聞かせって絶対的な要素があるんだよ。たとえばさ、でっかい字で「でっかい」ってかいてあったら、ほとんどの読み手はでっかい声で「でっかい」って読むでしょ。

というわけで、絵本の字は、そこにかかれている内容、ストーリーとはべつに、いろんな意味をもつ。あらわしてるってことをゴシック体と明朝体。紹介するのもおこがましいような名作ふたつをとおしてかいてみたよ。



絵本の字のこと、ほかにもいろいろあるから、ちかいうちにまたかかせてもらうよ。コメントは大歓迎だけど、クレームはかんべんしてね〜〜〜

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2011年04月09日

ど〜んとした絵にゴシック体

きのうのつづき。本棚から、長新太さんをもってきた。あついよ〜。長新太の絵チョーあつい。あはは......

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『ぼくのくれよん』(長新太/講談社)より

あつ〜い長新太さんの絵にはゴシック体があうよね。新聞や雑誌の本文は基本的に明朝体だけど、絵本の本文は「絵とあう」が基本なんだよね。

あつ〜い絵に、ぶっとい明朝体もあいそうだけど、明朝体って、でっかくすると、けっこううっとうしいでしょ。なんていうか、書道の時間にならったハネとかハライとかさ。ゴシック体だと、絵の迫力にまけないけど、主張もしないってところがいいんじゃないかなあ。って平田昌広は個人的におもうよ。

とはいえ、やっぱり「本文は明朝がいい」って編集さんがいるのもじじつだし、明朝体がしっくりくる絵本もたくさんたくさんあるわけで。たとえば...... たとえばは、またあした〜〜〜

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2011年04月08日

絵にあう「字」ってどんな「字」だろう

いきなりだけど、ちょっとおもいついたから、はじめるよ。あたらしく「絵本のなかの字のカタチ」ってカテゴリをつくってね。

「絵本のなかの字のカタチ」って、ストーリーを、テキストを語ろうってわけじゃないよ。絵本につかわれる「字」そのものについて、平田昌広がおもってること、かいてみようかなあってね。ま、デザイナ−じゃないから、専門的なことはさっぱりわかんないけどね。

まずははじめに「字」というか「書体」だよね。おおきくふたつにわけて「明朝体」と「ゴシック(ゴチック)体」。中学校の美術の時間にならった記憶がかすかにあるような......
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新聞や雑誌の本文は基本的に明朝体でしょ。でもって、見出し、タイトルのおおくはゴシック体。もちろん、はんたいでつかわれることもあるし、そもそも、このブログの本文は、というか、パソコンのモニターでつかわれる標準書体はたいていゴシック体だけどね。でも、ここでは、絵本がそうであるように「印刷書体」のはなし。

そうなんだ。絵本は新聞や雑誌とおなじ印刷物だから、本文も基本的に明朝体って、かんがえられそうだけど、そうでもないんだな。たとえば...... たとえばは、またあした〜〜〜

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