世界でいちばん尊い果実。
まっさんが緑の至宝とあがめるシャインマスカットにかわるおいしさをもとめて、ことしも「皮ごとたべられる」「種なし」のマスカットを購入。
現在、唯一神であるシャインマスカットと比較しますよ。
昨年は、ロザリオビアンコの食味レポートをおとどけしたわけですが、ことし購入したのはこちら〜〜

瀬戸ジャイアンツでございます!!!
地域ブランド名「桃太郎ぶどう」の名からもわかるとおり、岡山県うまれのマスカットですね〜
それでは、ぶどうのことがいろいろわかっちゃうサイト「おかやまのぶどう」を参考にしつつ、瀬戸ジャイアンツとシャインマスカットを比較します。
*見た目
粒のおおきさは瀬戸ジャイアンツの名にはじない特大級です。シャインマスカットの高価格帯の特大サイズとおなじぐらいですが、購入した瀬戸ジャイアンツは一般的な価格帯のものなので、ものによってはもう少しおおきいかもしれません。また、となりあった粒と粒がふれあうため、皮がでこぼこ(特大サイズのシャインマスカットもおなじ)しています。ちなみに、茶色がかった皮はいたんでいるのではなく、熟しているあかし、シュガースポットです。
*糖度
上記「おかやまのぶどう」では瀬戸ジャイアンツが17度、シャインマスカットが20度以上となっています。個々の房や熟し具合によってあまみがだいぶちがうので、いちがいに比較できませんが、瀬戸ジャイアンツは「あまったるい」ように、シャインマスカットは「さわやかなあまみ」のようにかんじます。
*水分量
あきらかに瀬戸ジャイアンツのほう果汁がおおく、みずみずしいです。昨年のロザリオビアンコと同程度のようにおもいます。
*酸味、えぐみなど
酸味はほとんどかんじませんが、瀬戸ジャイアンツには、じゃっかんえぐみがあります。
*かおり
マスカット特有の芳香はシャインマスカットのほうがはるかに強いです。このかおりを選択基準の重要な要素とするなら、文句なしでシャインマスカットをえらぶべきです。また瀬戸ジャイアンツは、じゃっかん「青くささ」をかんじる気がします。
*食感
かんだときのパリッとした食感は断然シャインマスカットです。おそらくこれは、瀬戸ジャイアンツのほうが皮がうすいこと、水分量がおおく弾力性があることが原因とおもわれます。しいていえば瀬戸ジャイアンツは「とろっとした」かんじで、好みがわかれるかもしれません。
*総括
昨年のロザリオビアンコと、こんかいの瀬戸ジャイアンツ。そして、これまで相当数たべてきたシャインマスカットを比較して、あくまで個人的に「マスカット特有の芳香」と「パリッとした食感」が重要な要素となっていることに気づきました。3種とも、あまみにおおきな差はありませんから、じぶんの好みが必然的にシャインマスカットとなるがあらためて認識されました。シャインマスカットおそるべし...
というわけで、はたして来年は???
ゴールドフィンガーか、ピッテロビアンコか、それとも、シャインマスカットをこえる存在はないものとして、のこりの生涯をシャインマスカットにささげるか。来年、あらためてかんがえます。
以上、おしまい。
(注)昨年のロザリオビアンコも、瀬戸ジャイアンツもたった2房だけでの判断ですので、このレポートは参考程度にしてください。