完全な書きおろしかつ、依頼ではなく、まってくれている編集者はいるものの、いまいちだったら即ボツになるであろう絵本の原稿。
これがですねーなかなかおもうようにすすみません。
着手するまえは「これはさくっと書けちゃうやつ」と、おもっていたのですが、とんだ見当ちがいでした。
なぜすすまないか?
それなら、だいたいわかっているのです。
いつも絵本講座で企画のテーマについて講座生に......
「いいわるい、すききらい、かんけいなく、出版されにくい企画だよ」
と、いっているテーマそのものずばりなんですね〜
それが、じぶんの足かせになっているんですね〜
「出版されにくい企画」ってわかっていながら、まってくれている編集さんに前むきになってもらえるように、あーでもないこーでもない。
文体をかえたり、もどしたり、いったりきたり。
そのよこで、ハエトリグモちゃんが......

文机のかどをいったりきたりしています。
クモね、きらいなひとがおおいとおもうけどね、ハエトリグモちゃんはとってもいいこだよ?
基本的に巣をはらないので掃除のじゃまにならないし、その名のとおりハエをとったり、室内でみられる最悪なGだってたべてくれます。
そんなハエトリグモちゃんをみながら、なかなかすすまない原稿とむかいあっています。