アリス館の編集さやかさん、デザイナーさん、そして、絵を描いてくださったきむらゆういちさんと4人。
ゆういちさんの事務所(そして絵本講座の教室)がある祐天寺にて。
いやあ、とうとうできちゃいましたね〜!!!

さいしょにテキストをかいたのは10年以上まえ。
アリス館に持ちこんだのは5年まえ。
絵描きさんがきまらなくて、こまっていた3年まえ。
そのころ、ひょんなことから絵本講座の講師をつとめることになり、ゆういちさんの自宅に出入りしていたところ。
かざってあったゆういちさんの絵にびびびびびーっ!
きむらゆういち作の絵本は何百冊とありますが、それらとは絵のタッチがまるでちがうのです。
それで、ぜひぜひ「(このタッチで)描いてください!」と、あたまを床にこすりつけて(うそ笑)おねがいしたのです。
いやあ、とうとうできちゃいましたね〜!!!
書店むけのチラシにかかれた、ゆういちさんのメッセージが、これまたすばらしくてしびれるので、そのまんま転載します。
下絵をチェックしてもらい、それをなぞって仕上げるような絵は絵じゃなくて図だ。そう思って一度線描きまで終わった絵を全部捨てて一から描き直してみました。美大を卒業してからずっと本来の自分の絵のイメージの絵が描けていない。そんな心の奥でくすぶっていた思いを今回ぶつけてみました。まだまだ道半ばですが少なくとも第一歩は踏み出せたと思っています。この作品の魅力のひとつになってくれたら幸いです。
ついでにオレのも〜
10年以上前のことです。小学校で読み聞かせをされているかたに「お父さんと離れて暮らしている子がいると絵本の選択に気をつかう」と聞きました。事情はどうあれ、お父さんがいなければ子どもは生まれません。そのことを子どもたちに伝えたくて、嘘ではないおはなしを書きたいと思いました。このおはなしはトラの生態からヒントを得たフィクションです。トラの親子に託した私のメッセージが子どもたちにとどきますように。
『パパトラ』
とにかく、いちど、手にとってください。
そして、3月16日の夜。
ブックハウスカフェにて、きむらゆういちさんとトークショーしちゃいます。
ゆういちさんの講演会にいったことがあるかたは、けっこういるとおもいますが、こんかいは「画家きむらゆういち」に、いろいろきいちゃおうとおもいます。
オレ、司会進行させていただきます。
くわしくは後日あらためて。
とにかく、とにかく、
『パパトラ』をどうぞよろしく〜〜〜