じつはナショナルジオグラフィックの記事をよむまでしりませんでした。
おさかながだいすきな自称さかなクソ(さかなくんではない)のまっさんですが、まったくその存在をしりませんでした。
その名のとおり、カッコウのような生態のナマズです。
カッコウのこそだて。みなさん、ごぞんじですか?

『いろんなこそだてずかん』(左上)にもいますね。
しらないかたのために説明すると、カッコウはほかの鳥の巣に卵をうんで放置。その巣の親鳥にこそだてをさせるのです。
これは「托卵」という生態で、本来の親鳥のヒナよりはやくうまれたカッコウのヒナは、ほかの卵を巣から蹴おとして親鳥を独占するのです。
この生態によくにたカッコウナマズですが、そもそもほとんどの魚は卵をうみっぱなしですから「托卵」のしようがありません。
そこで登場するのが〜

こんどは右下です。
これはカワスズメのなかまで、観賞魚としては「シクリッド」という名まえでしられています。
カワスズメの生態でもっとも特徴的なのは「口内保育」といわれるこそだて。
カワスズメは産卵した卵を口にいれて、口のなかで孵化させて、そのまま仔魚をそだでるのです(種によってそだてかたはことなる)。
そこにあらわれるのがカッコウナマズですよ!
カッコウナマズは、カワスズメが産卵した瞬間に巧妙に卵をすりかえるのです!!!
(ナショナルジオグラフィックの記事の驚愕の動画あり)
いやあ、びっくりだなあ。
カワスズメの口のなかに、ひげづらのナマズの仔魚がいる画像は、なんだか寒気すらかんじます。
ほんと、いきものはおもしろいなあ。
ま、いちばんおかしなのは、まちがいなくヒトだけどね。
きのうは、そのなかでも究極クラスにおかしいのに、もう何年も某国の代表をしちゃっているヒトが......(以下略)
そして、本日はこれまたおかしないきものの取材で上野動物園にいきますよ。
たのしみだなあ。
どんな絵本になるかって?
それはまだまだないしょです。
おたのしみに〜〜〜