
よんでいて、ひしひしとかんじるのです。
なんかね、才能の隔たりがありすぎて。
この才能のはんぶんでも、いや、せめて10分の1でもあったらなあ〜なんておもったり。
とはいえ、デビューまえとか、新人だったころは、どんな作品をまえにしても「べつに〜ふふん」みたいなかんじで、だからこそ、いままでやってこれたわけですね。
だって、そのころに「なんなんだこの才能の差は…」なんておもってたら、その時点であきらめかねないからね。
経験しつつ才能の差に気がつき、そのぶんを技術とか人間関係(←これも重要)でうめあわせいくわけです。
最初はかんちがいでもOK〜!
はい。
かんちがいはたいせつです!
と、いっていたのも、きむらゆういちさんだったりするんだけど……
それはさておき。

見返し(表紙の裏)にサインあり。
あて名はうちの中学2年女子(当時は1年生)。
昨年、歌舞伎版『あらしのよるに』をみにいったとき、ロビーでゆういちさんにかいてもらったのです。
テーブルやなんかに「置いてかく」ことができなくて、ゆういちさんは中学1年女子に、
「せなか、かしてくれる?」
といって、せなかのうえでサインしてくれたのです。
それがものすごーく印象的だったらしく、とうちゃん(まっさん)とかあちゃん(けいちゃん)の話題に、きむらゆういちさんが登場するたびに、
「せなかのひと?」と、いうのです。
作品だけでなく、なにげないひとことまでこころにきざまれる才能にびっくりです。
さーて、きょうもいちにちがんばっぺぇ〜〜〜