とはいえ、色が濃いところにテキストを配置したら、とうぜん見にくくなる。そのばあい、テキストを白ふちでくくるとか、印刷行程で絵の濃度を50%ぐらいにしちゃうとか、小技をきかせることになる。濃すぎる色なら、いっそテキストを白にしちゃったり...... ま、できるだけ、そういうのはさけたいよね。
「そういうことなら、割りきっていきましょう!」って、いったかどうかはしらないけど......

『ぼくんちに、マツイヒデキ!?』(作・あさのますみ/絵・飯野和好/学研教育出版)より
飯野和好さんのいさぎよさは、絵の「熱さ」とあいまって、なんかいいかんじ。テキストがはいるところは、いさぎよく真っ白! どうように「熱い画風」で、飯野和好さんとはちがう方法をとったら...... その4へつづく〜〜〜