お父さんと息子で行った回転寿司は、お皿のもようによって値段がちがうって設定で、「もようのある皿は食うなよ」って、おはなしがはじまるのだ。
しかし、さいきんの大手回転寿司チェーンは、「1皿100円」とか、均一料金をうたってるところがおおいよね。三浦海岸の「スシ○ー」もそうだよ。
ということは、ふだん均一料金になれてる子どもは、このおはなしはピンとこない可能性があるんだな。おはなしをつくるうえで、そこが、いちばん気になった点だけど、けっきょくそのまま、「もようのある皿は食うなよ」ってはなしがすすむのだ。
あっ、うちにいる7才児がこの絵本をよんでも「ふふ〜ん」って顔なのは、「スシ○ー」の100円均一になれてるからだ!
ああ、ふびんなことをさせてしまった。こんどはもようがあるお皿がまわってるところにつれていってやろう。
というか、「まわってない寿司を食わせてやれよ!」というツッコミは、うけつけておりません。あしからず。
あしたは、この絵本の担当・講談社Yさんがはるばる三浦海岸までくるんだ。どんなはなしをするかは、またあした。