オレ自身の覚えがきとして、ちょっとまとめておこうかなあ〜と。
南下浦小学校では、2017年からことしで4年連続の絵本ライブなので、比較になるかなあ〜と、おもったのです。
コロナ以前とコロナ以降の子どもたちの反応。
南下浦小学校の絵本ライブは、全校児童対象で、会場は体育館。
4年連続でおなじ条件ですが、ことしはソーシャルディスタンスで、子どもたちはすこしずつ距離をとり、換気のため、窓とドアを全開放。
もちろん、全員がマスク着用です。
あらかじめ校長先生に、ライブ中、オレからの問いかけに子どもたちがこたえることの許可をとりましたが、おおきな声はとうぜんだせません。
これまで、南下浦小学校にかぎらず、おおくの小学校で、開演直後のMCで「イエ〜イ!」と、子どもたちにふって、コール&レスポンスのまねごとをしていました。
まず、うちの絵本ライブが「参加型」であることを認知させるためですが、コロナ以降では、それができるわけもなく、しずかにライブがはじまりました。
それどころか、日ごろから「おおきな声でしゃべらない」と徹底されているであろう子どもたちは、あきらかに昨年以前とは反応がちがいます。
コロナ禍で、子どもをつかむにあたって、オレはあえて開演後に、子どもたちのまえでマスクをはずしてから、マウスシールドを着用しました。
「マスクしてると表情がわからないでしょ? まっさんが、わらっているか、おこっているか、かなしんでいるか、わからないといけないので、マスクからマウスシールドにかえるね」
子どもたちにつたえたかったことは、マスクをしているとあいての表情がわからないため、じぶんの表情もとぼしくなっているかもしれないということ。
ところが、このメッセージがそのままじぶんにかえってきたのです。
全員がマスクをしているので、表情がとてもよみにくいのです。
表情がよみにくければ、声の反応がより重要になりますが、その声も「おおきな声でしゃべらない」という前提ではむずかしくなります。
小学校での絵本ライブは約1年ぶりでしたが、想像以上にやりにくかったです。
しかし、昨年以前とちがいはあっても、子どもたちの「たのしい」という気持ちは、つたわってきます。
やりにくいなかでも、さいごまで全力でとおしましたが、どうだったのでしょうか?
この状況はとうぶんつづくとおもわれるので、オレなりの対策として......
・トークはコロナ以前よりていねいに
・手拍子など声以外のアクションをふやす
・トークでフォローできないためスクリーンの画像の精度をあげる(主催者へのおねがい)
ほかにもいろいろかんがえられそうですが、ライブの本数そのものがすくないので、ライブでの経験値をいかせないのもしんどいですね。
とはいえ、これは、うちの絵本ライブにかぎってのことです。
たとえば、しっかり聞いてほしい、演者の一方通行の要素がおおきい読み聞かせでは、子どもの反応がうすいことが利点となり、もしかするとコロナ以前よりもやりやすいかもしれません。
なにはともあれ、月に1本ぐらいライブができるといいのですが、現状ではまだまだきびしいのがもどかしいです。
こんな状況ではありますが、子どもたちには、生の体験が必要のはずです。
なにができるか相談からでもかまいませんので、ホームページから、おきがるにお問いあわせください。
南下浦小学校のみんな、ありがとね〜!!!

おみやげに崎陽軒のシウマイ。
校長先生、ありがとうございます!
これは、前任の校長先生からづつく、けいちゃんへのみつぎものです〜笑
ちなみに写真は昨年の南下浦小学校。
マスクなしで、すごーい密!
いつか、こんな日がもどってくるといいね。
というわけで、来年もシウマイよろしく!
......じゃなかった。
来年もぜひぜひよんでくださーい!!!