でもって、こたえてくださったお客さんの声に、
「絵本をもっと読んでほしかったです。」
というのが、年に1度ぐらいかなあ。ときどきあるのです。
このあいだの武蔵野市立中央図書館でもありました。
この気持ちはね、すごーくわかります。
なんてたって、このあいだの絵本ライブでは90分で6冊。
そのなかには、『ぱんつくったよ。』みたいなクイズ形式でストーリーなしとか。
『どんどんめんめん』みたいに会場をまきこんで、ノリだけでつっぱしっちゃうのもふくまれるわけだから。
「絵本をもっと読んでほしかったです。」
はい。ごもっともです。
ただ、どうなんだろう?
ふつうに絵本を読むなら「おうちで読んであげてください」って気持ちもあるし。
図書ボラさんが、図書館や学校で読み聞かせをたくさんしてくれてるし。
あえて、オレらが、絵本ばっかり読んでもなあ〜と、おもうのです。
自作にかぎっても、そこそこ点数はあるよ?

でも、やっぱり、そのまま読む時間もだいじだけど、まずは「本を好きになるきっかけ」として、じぶんたちにしかできない演出をこころがけて、絵本ライブをしているから。
たぶん、これからも「絵本をいっぱい読んでほしい」ひとには、ものたりないとおもいます。
ホンネをいうと、たんじゅんに絵本を読んでるだけのほうがらくちんです。
あくまでも、じぶんの経験においてですが、小さい子(未就学児ぐらい)はけいちゃんが絵をかいたり、まっさんがトークをしたりするより、ふつうに絵本を読んだほうがしっかり聞いてくれます。
そりゃあ、そのほうがらくちんですよ?
だけど、それじゃあ(おもにオレが)おもしろくないもん。
読み聞かせするだけなら、オレらよりうまいひとがいくらでもいるもん。
というわけで、これからもいままでどおりの絵本ライブでいかせていただきます。
どうぞよろしく〜〜〜